看護師にもおすすめ！医師が認めるリアルな医療ドラマ

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JIN-仁-

脳外科医の南方仁が江戸時代にタイムスリップするという異色の医療ドラマ「JIN-仁-」は、医師も認める見どころ満載の医療ドラマです。ドラマの設定そのものはリアルとはかけ離れたものです。それでも、タイムスリップした先の江戸時代の世界で医師としての知恵を使って患者を治療していく様子は、現役医師もうなるほどの迫力があるものです。リアルに忠実なら医師も共感できるかというと必ずしもそうではなくて、医師としての姿勢の部分に深く共感するということなんですね。
現代のような医療機器を使った検査や治療ができない過酷な状況で、南方仁がどのように患者の様子を観察して病気を見つけるのか、医師にとっては観察力や洞察力を鍛えるいい練習にもなるドラマです。現代の医療体制の中にいるだけでは見えてこないこと、つい忘れてしまいがちなことを思い出させてくれるのが、このドラマのいいところです。

アンナチュラル

次にご紹介する医療ドラマも、王道の医療ドラマとは少し異なるテイストで描かれています。法医学がテーマになっている「アンナチュラル」も、かつて大ヒットした医療ドラマのひとつです。臨床医でも知らないような情報が散りばめられており、1話ごとに発生する問題を解決しつつ全話を通じて謎を解いていく仕掛けが魅力です。アンナチュラルの場合はミステリー的な要素も含まれていることから、見どころも見応えも満載となっている医療ドラマです。

白い巨塔

医師も認める医療ドラマの王道といえばやはり「白い巨塔」です。これまでに何作か作られてきましたが、おすすめは2003年に唐沢寿明さんが演じた白い巨塔です。白い巨塔は終始深刻なムードの中で展開されていくドラマで、テーマもストーリーも非常に重いものです。
医師も思わずうなずくほどリアルなのは、病院内部で繰り広げられていく人間関係です。1話見ると一気に全話見たくなるほどの濃いストーリーで、野心的な医師の財前と正義感あふれる医師の里見が主張する双方の信念が医師の心を強く揺さぶります。性格も信念も対照的な2人ですが、どちらにも医師としての正義があり、どちらか一方が間違っているということでもありません。その辺りの絶妙さが白い巨塔のすごさであり魅力です。医師絶賛の本格医療ドラマなので、医療関係者であればぜひチェックしておきたい作品のひとつです。